消費者金融にお金を借りる時のイメージとして、生活に困った人が大金を借りるといった重々しいものがあるが、最近の借金事情はもっとライトに捉えられているように思える。例えば、結婚式に参列することになった時、そのご祝儀は必ず現金で払わなければならないが手元にそれがない時。結婚式は待ってくれないし、給料日もまだ来ない。そんな時に消費者金融に借りる人は最近では多くみられる。

しかも、ほとんどの消費者金融が当日申し込みで現金を即日振込してくれるという、超スピード手続きが可能だ。昔は借入するまでにいろんな手続きがあり時間を要するものだったのに、現代ではなぜこのようなことが可能になったのであろうか?

その答えは、インターネットの普及なくして語ることはできない。申し込む側もパソコンや携帯のインターネット機能から手続きをするし、融資する側もあらかじめ設定された自動システムに入力してもらうことで時間短縮をはかっている。そのシステムによって大まかに審査に通る人か否かを判断し、その後電話連絡等で本人確認や勤め先の確認をする。自動システムでは様々な金融機関が情報を共有しているので、以前にブラックリストにのったとか、返済を滞納していたとかいう履歴もすぐばれてしまう。ゆえに、自動システムの審査を通過した時点でほぼ融資を受けることが可能となるようだ。これらの手続きが午前中~午後二時くらいまでに終了してしまえば、当日中に現金を即日振込してもらうことができる。このタイムリミットは、銀行の営業時間であり、午後三時を過ぎてしまうと取り扱いが翌日になってしまうのだ。

超スピードで振り込んでもらった現金だが、返済する予定日が決まっていて早々と完済できるのであれば、最近では一定期間中の返済は金利なしにしてくれる会社がほとんどなので、うまく活用できる人は生活がますます便利になるのではないだろうか。